ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプノシスマイクの考察をせずにはいられないオタク。

ブルーピリオドを読んではいないが。

友人に今仕事何やってんの?と訊いたら「機械に頭突っ込む仕事」と言われました。

ブルーピリオドがマンガ大賞一位を受賞したというニュースを見て、あああれか…と思った加藤です。1話を試し読みして挫折しました。一生読めない気がします。

 

 

読んでいないので、受験のどういう側面が描かれているのかわからないんですが、作者の方が藝大卒なので、たぶん本当のことが書かれてるんだと思います。

今すごい全然筆が進まなくて困っています。たぶんブルーピリオドを読んだ人が興味あると思うことも書けると思うんですけど。漫画だから結局はハッピーエンドを迎えるんだなと思うと、書きづらいですね。

 

 

 

 

美大・藝大の違い

ブルーピリオドで描かれているのは藝大受験ですね。

美大も藝大も名前は違いますが、一般的なくくりでいう美大です。藝大が一番入るのが難しく、受験の側面で見るともっともランクが高いです。たまに東大と双璧を成しているという呼び方もされます。

ちなみに芸大という書き方だと、大阪芸術大学や愛知県立芸大、京都市立芸大なども含まれます。本当は藝大も「東京芸術大学」が正式名称なのですが、区別するために難しい方で「藝大」と書かれたりします。

芸術大学だと、美術学部以外に音楽学部なども含まれます。美術に重きを置くと美術大学

 

 

美大受験とは。

たぶん予備校が出てくると思うんですが。

美大に行きたくて予備校に入ったところで挫折する人、結構多いです。同じ教室に100人いたのに、受験前になると半分になっていたりします。

ストーリー的に現役で合格する化け物ではなさそうなので、浪人の予備校も描かれていると思うんですが、まじキツです。体力的にも精神的にもわけがわからなくなります。

浪人生は、昼間に予備校に通って、朝の9時から夕方の7時まで描く生活を週6で1年間続けるわけですが、

わけですがって言いましたがどう考えてもキツイですよね。その時は当たり前だと思ってましたが、半分気が狂ってないとできない気がします。

追記:化け物か 。

 

 

イケメンいる?

主人公は勉強もできてイケメンらしいですね。現実はそんなイケメンいないだろ〜って思うじゃないですか。イケメンいますよ。

これは嘘みたいな本当の話なんですが、なぜか美人やイケメンの方が合格率が高いです(私調べ)

これはただの推測なんですが、絵描こうと思った時に自分が思った通りにまっすぐ描こうと思える人は上達が早いんだと思います。顔が良い人って自己肯定感高いから、いつでも自信を持って戦えるんですよね。偏屈な人間は美大受験に向かないと思います。たぶん病むし。けど、それを乗り越えて自力で自己肯定感手に入れる人っていますよね。そういう人めちゃくちゃ好きです。

ただ、美大男子のイケメンは大体クソ。

 

 

 

受験本番てどんな感じ?

大受験本番はめっちゃ面白いです。受験する科によって内容は違いますが、大体一次試験はデッサンです。

モチーフが置かれている試験室に入る前に、廊下に全員並ばされて、まずスマートフォンを受験番号の書かれた封筒に入れるように指示されます。そして時間になったら試験室に入室できるという。

で、開場されたらくじ引きするんですよ。

モチーフの周りにイスが置かれていて、くじで引いた席に座らされます。描きたい角度の席とかは選べません。光の加減とか、場所によって描きやすかったりそうでなかったり。デッサンが苦手な人にとってはこのくじ引きがかなりの運ゲーだったりします。

ちなみに試験監督はみんな藝大生なので、自分より先に合格した人を見るとゲロりそうになるし、予備校の学生バイトの先生と同室になると安心したりします。

 

 

 

合格発表

藝大入試では看板に貼り出されます。一次と二次があるんですが、全学科同時に発表される二次の合格発表は阿鼻叫喚です。喜びの叫び声と啜り泣く声と抱きしめ合っている人と黙って立ち去る人など。

合格すると「藝大合格」というスタンプが押されたピンクの紙袋(入学手続き書類)がもらえるんですが、上野駅まで帰る時にそれを持った人を見かけるともう本当になんだろう、もう何を想ったのかも思い出せないですね。悔しいとかもそうだけど、なんか申し訳ない気持ちだけ残ったことは今でも覚えてます。

 

 

 

さいごに

何を書きたかったのか忘れた。

加藤は結局その後私立美大に進学したのですが、浪人して落ちたのでめちゃくちゃ学歴コンプをこじらせる結果となりました。けど、正直落ちる人間の方が遥かに多いです。それはそう。

そしてハチクロの世界はどこにもない。イケメンでタバコ吸うのは大体まじクズ(偏見)

でも、すごい人は本当にすごいです。こんな人もいるんだ、って感動します。

あと、インスタとかで繋がった時に絵見て「えっ…この絵柄ツイッターで見たことある…」ってよくなります。同人作家いっぱいいます。学校では滅多にオタクの話しないけど(美大サブカルに厳しいので)そういう人と友達になれると楽しかったりします。

話がまとまりませんが、何が言いたいかというと、仮に受験がきつかったりしても美大は面白いところなので、興味を持ったら見てほしいなということです。私がそれ言ってなんか意味ある?って思うけど、悩んでいる人がいたらちょっとでも元気出してほしいです。

 

 

そういえば今日は、藝大の合格発表の日だった模様。

合格した皆さんも、ブルーピリオドの受賞もおめでとうございます。