ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプノシスマイクの考察をせずにはいられないオタク。

ヒプステ -Track.1- の話

おはようございます。加藤です。

 

それにしても寒いですね。先日は首都圏でも雪が降りましたし。

個人的に暑いのより寒い方が苦手で、朝布団から出る時間ギリギリまでガタガタ言ってます。

 

 

さて、ヒプステを見に行ったのは2ヶ月前ということで。

とりあえず、かっこいいダイジェストです。

 


かっこいい。

観たのはは11月なので、相当前の話にはなってしまいますが、自分の記憶力を信じて感想を書いていこうと思います。

 

 

 

 

ヒプノシスマイク Rule the Stage-Track.1-

未見の方には情報が全く足りないので、ちょっとストーリーをお話しします。

一郎の旧友「カズ」こと堂庵和聖が、実に10年ぶりに一郎の前に現れたことから物語は始まります。

ストーリーの時系列は、第一回DRBの予選大会前。

イケブクロは、予選でアカバネ・ディビジョンことNorth Bastardとぶつかることに。

しかし、このNorth Bastard。リーダーが正体不明な上に、どうやらDRB前に強豪狩りをしているらしい。しかもチームメンバーにヨコハマを荒らしている奴と、元軍の職員がいる。

これは見逃せまいと動くうちに、実はアカバネヒプノシスキャンセラーを使って強豪潰しをしていることが明らかに。

 

予選当日、

会場にはなんとカズの姿が。実は彼は...。

仕掛けられたキャンセラーによって無効化されたマイクを片手に、一郎は絶対絶命。そんな様子を見た左馬刻が取った行動とは。

というストーリーでした。闇落ちするカズと、いっちゃん(一郎)の友情に注目。

 

 

ストーリーについて

元々2.5次元舞台にストーリーは求めてない側なんですが、思ってたより今までのヒプノシスマイクの物語を汲んでくださってたなという感じです。

上の説明では端折りましたが、アカバネヒプノシスキャンセラーの情報を提供したりした黒幕がいたりしてですね、意外と伏線も張られてました。たぶんこの流れはTrack.2に続くやつです。

 

 

登場人物

2.5次元ならではの顔面の造形美でした。ありがとうございます。

イケブクロ・ディビジョン

山田一郎(高野洸

山田一郎だ。山田一郎だ…。という感想しか出てこない。

大千秋楽の「もしかしてもう出てこない…?」というカテコ後スタンディングオベーションの中、マイクなしでも「2次元でも3次元でも、2.5次元でも俺らは俺らだから。」という名言を残していった男。中身も山田一郎であった。

 

山田二郎(松田昇太)

どっからどうみても二郎!!やばい。もうね、やばい。

あの、山田二郎がそこにいた。ヒプノシスマイク公式の立ち絵のじろちゃん。

一番似てる。もはや本人。足の細さも顔の小ささもあの絵そのまま。

 

山田三郎(秋嶋隆斗)

かわいい。え?かわいい。かわいい。かわいい。

なんと今回が初舞台だそう。本当に高校生とは思えないほどの、役者としての存在感。

今後が楽しみ。

 

 

ヨコハマ・ディビジョン

碧棺左馬刻(阿部顕嵐

見たら死ぬタイプのイケメン。隣のお姉さんに「元ジャニらしいですよ」って教えてもらって調べたら普通にアイドルの人だった。そらイケメンだわ。

 

入間銃兎(水江建太

個人的に銃兎が一番ハマってたなと思う。似せ方が上手い。演者トークのニコ生も見たんですが、好感度高かった。駒田さんの声とのギャップに悩んだようですが、ラップもすごい似せてくれててリスペクトを感じました。

 

毒島メイソン理鶯(バーンズ勇気

初期の「幼女」呼びされてた理鶯そのまま。すぐゲテモノを食わせようとする。

見た目が理鶯でしかない。あの、なんていうか違和感がなさすぎる。

 

 

アカバネ・ディビジョン

先に言いたい。

アカバネ、North Bastard最高だった。

歌もダンスも最高。ここは2次元が原作ではないので、役者さんの衣装も現実と遜色なく、ヒップホップ的カッコいいが爆発していた。オリジナルディビジョンとして大成功だと思う。出番これだけはもったいないくらい。どこかでまたお見かけしたい。

 

堂庵 和聖 - どうあん かずさと(岸本勇太)

一郎の旧友。父親が亡くなってからはイケブクロを離れていた。

一郎とは「カズ」「いっちゃん」と呼び合う仲だった。だった。

う〜ん、好きすぎる。父親の一件でヒプノシスマイクや中王区に強い恨みをもっています。そのせいで完全に人の心失ってます感がもう、オタクにブチ刺さりますね。

一応アカバネのリーダーなんですが、他二人のことすらも全く信用していません。

ドレッドヘアのウィッグしてたんですけど、めちゃくちゃ似合いますね。とにかくイケメンだったし演技も分かりやすくて、2.5次元俳優が天職なんだろうなと思った。歌も上手い。ラップ以外にも、一郎とデュエットのバラード調の曲もあったんですが、歌い切ってました。

 

 

狐久里 梁山 - こくり りょうざん(南部海人)

ヨコハマの左馬刻のシマを荒らしていたチンピラ。狐久里の小物感溢れる演技がとても好きでした。

一番ヒプノシスマイクの世界観に馴染んでた。けどヒプノシスマイクの形状だけはどうしても許せなくて見るたび笑ってしまいました、すみません。

ダンスめっちゃ上手い。ずっと見てられる。ちょっと言葉にするとアレなんですけど、個人的にヒャッハーみたいな声が一番よかった。役にハマっていた。

 

 

蛇穴健栄 - さらぎ けんえい(松浦司)

軍の元職員。退職時にヒプノシスキャンセラーを持ち出したと思われる。

わかりやすく悪役。わかりやすくサイコ。倒されるべき悪役を全うしていた。

たまに首ひねって俺のベロ見ろするたびに、蛇穴推しと思われる女たちが死んでいた。うーん、悪役好きにはたまらん良いキャラ。個人的にラップの歌う声がすっごい良い。

というか、アカバネは原作に捉われなくてよい分、個人のポテンシャルが発揮されてて歌がかっこいいです。もし原作みたいに、アカバネの単体CD出たら絶対買う。

 

 

さいごに

ヒプノシスマイク 舞台化!」と銘打たれた時にはすでに燃えていてなんとも…という感じでしたが、観に行ってみると気合いの入り方が違いましたね。

可動スクリーンの演出めっちゃかっこよくて驚きました。機材揃えたり映像作ったり舞台で調整したり大変そうだなと。なんだろう、すごく全力で作り上げたんだなというのを感じました。あと衣装がまじで絵から飛び出てきた感じ。

2.5次元の観劇は、原作のファンもいるし、俳優さんのファンもいるし、今回の場合ダンサーさんのファンて方もいると思うんですが、全員を楽しませようとしてくださってるのがすごく伝わってきました。

ちなみに私は原作のファンなんですが、主演の高野さんを始め演者さんもヒプノシスマイクをリスペクトしてくれているのを感じたし、大きな空間の中でヒプノシスマイクの世界観に浸れたのがとても嬉しかったです。Track.2も楽しみにしてます。