一家に一台石川界人。
こんばんは。加藤です。
今回は、
もうサイコパスが好きで好きでしゃーないんや!
狡噛と槙島の関係性が今でも苦しい。
ギノととっつぁんの別れのシーンで泣きました。
という人向けの記事となっております。
単刀直入に言います。
上記の方はサイコパスのコンサートに行きましょう。行かないと損です。マジで。
一期からずっとサイコパスのサウンドトラックを担当されている菅野祐悟さんという方が中心となって演奏される、オーケストラのコンサートです。
アニメのサントラ出ると全部聴いちゃう人間は今すぐチケットを取れ。
東京は明日が最終公演、大阪は31日と1日と、
大分直近というか、東京に至っては今日が最終日なんですが、場所は渋谷だし18時半開演なので突然でも間に合う方はチェックだけでもしてほしい。
初日と2日目に行ったんですが、なんですかね。いやもう久しぶりにガチめに感動した。
サイコパスという作品のために作られた曲たちが、いかにして、どんな悩みの中で作曲者から生まれたのかが感じられるようでした。
人がものを作るのは大変に難しくて、かつ人にそれを見てもらうというのは大きなプレッシャーで。自分の感性が合っているのか、人に評価してもらうことができるかという戸惑いの中でみんな生きていると思うんですが、このコンサートではサイコパスの音楽を通して菅野さん自身(とオーケストラの方々)のその葛藤が大変に感じられたのがもう、自分的にもう半端なく心にブッ刺さってしまったんですよね。
というか私自身、舞台見に行ったり、朗読劇聞いたりするのが好きなのもそういう理由があってなんですが。
その葛藤の中でも結局信じられるのは自分自身の感性だし、その過程を何度も何度も繰り返してきた役者や奏者が出した音が、舞台や空間に広まっていく様を見るのが本当に大好きで、このコンサート見てたらそういう超初歩的な表現の力を思い出してしまいました。
実際コンサートの中でサイコパスの映像が流れることはあまりない(さいごに3期の映像が流れますが)けれども、その演出も純粋にこの音楽から何かを感じてほしいという岩浪プロデューサー(たぶん毎日登壇するんだと思う)の想いからだろうし。
それでいて、最初にあげたギノととっつぁんの別れとか、一期の各場面の名シーンを思い起こさせる演出も効いていてすごかった。視覚の情報が少ない分、サイコパスそのものというよりも、私たちがサイコパスという作品を見たことで何を感じ取ったのかについて深く考えさせられた気がします。
あと1日目は塩谷監督、2日目はまさかの通りすがりの櫻井孝宏さんがサプライズで登壇していたので、もしかしたら3日目はまた違う関係者の方が来るのかも。
てか「知り合いいたから連れてきていいー?」って、登壇予定の岩浪プロデューサーが普通に櫻井孝宏呼んできたのすごすぎて笑うしかない。
最後、放置プレイかまされた櫻井さんがはける前に、
「このあともコンサートを楽しみなよ」って槙島の声で言ってくださってもう本当に、槙島のオタクは感無量でした。ありがとう…。ありがとうサイコパス。
サイコパスに関してはわりと本当に自分の中でずっと残ってるアニメのひとつで、一期のあとサントラをウォークマンに入れて学校の課題やりながら(めちゃつらかった)ずっと聞いてたってところも、今回のコンサートで感動してしまった要因の1つかもしれないです。ほんとにずっと聞いてた。
弦楽器がほんとにたくさん出てきているので、生で聞くと圧倒されます。
CDリピートもいいけど、この場限りでしか味わえない奏者のパフォーマンスを見て欲しいなと、思いまして書いてしまいました。わりと恥ずかしいこともガンガン書いた。怖いから全公演終わったあと消す。
東京は今日までですが、大阪はまだ少し日があるのでぜひ行ってください。
今日もたぶん当日券出る…?と思う。けどもう一階席ほぼ満席なので、当日券をお求めの方はお早めがいいかと思われます。
3期の石川界人不憫すぎてマジおもろかった。
余談なんですが、この前劇場に通りかかった時に菅野祐悟さんのコンサートの稽古(リハーサル室のスケジュールも電光モニターに掲示されている)をしているのを見かけて、あ、来週コンサートやるんだいうのを知ったんですが、あえなく中止になっていました。本当にギリギリまで準備に準備を重ねていたんだなあと思ってなんかすごく、いたたまれなくて。ライブ中止になったり、現地に行けなくなったり見てる方も悔しいけど、やっぱり演者さんが一番悔しいんだろうなと、ふと想った出来事でした。手洗ったり外出控えたり、そういうことしか出来ないけど、なるべく早くそういう方達が表に出て活動できるように、今できることをちゃんとやろうと、改めて思いました。