「東京は午後3時過ぎから闇に包まれ、」
「新宿方面では、ところによりでーっかい火花が上がるでしょう」
ということで、
オタクなので、真夏の午後3時すぎに都庁展望台に登ってきました。加藤麦茶です。
残響のテロル10周年おめでとうございます。
その感想と、残響のテロルについて書きたいと思います。
劇中で、ナインとツエルブが校外学習で向かった
「東京都庁 北展望室」からの眺め。午後3時過ぎ。
残響のテロルとは。
2014年7月に、フジテレビ「ノイタミナ」の枠で放送されたテレビアニメ。
監督は、カウボーイビバップや坂道のアポロン、サムライチャンプルーなどで知られる、渡辺信一郎さん。
音楽を担当されたのは、菅野よう子さんです。
制作は、進撃の巨人やチェンソーマン、呪術廻戦などで有名なMAPPA。
とはいえ、残テロは2014年放送なので、MAPPAの設立直後に制作されたものになります。初期の作品ですね。
ストーリー
『東京は午後3時過ぎから闇につつまれ── 新宿ではところによりでっかい火花があがるでしょう。
それはみなさん、すてきな一日を。』
もうすぐ夏休みだという時期に上がった動画。仮面をした青年二人がそう語る通り、都庁が崩壊する爆弾テロが起きた。
動画で【スピンクス】と名乗るこの青年二人組は、警察を嘲笑うかのように、予告動画をネットにアップロードしてはテロを繰り返す。
刑事の柴崎はこのテロ事件を追う中で、世の中から隠された事実、核燃料施設からプルトニウムが強奪された事件について目を向けることとなる。
プルトニウムの所在、なぜ二人の青年はテロを繰り返すのか?
その真実に迫っていくサスペンスです。
聖地巡礼というやつをしたオタク
こちらのサイトを参考に新宿を回りました。
リサが爆弾で壁に穴を開けた渡り廊下。高さがありここから飛び降りる勇気はさすがに自分はない……
でさ、何を書きたいかというと、写真もそうなんですが、行ってみて思った感想書いていいですか?
いいよ。
聖地巡礼をした感想
ご覧の通りよく晴れた夏、午後3時に都庁展望台に上りました。
冒頭の写真のように眼前には東京の風景が地平線まで広がっているわけです。
余談ですが引っ越し後から、新宿駅を日常的に使うようになったんですね。自分もこんな、東京という街に住んでいるんだなあ、と呑気に思うわけで。
新宿中央公園も行きましたが、楽器を吹いている人がいたり、ベンチに寝転がっている人がいて。
すごく穏やかな時間が流れてるんですよ。
展望台から東京を眺めるナイン
そういう風景を見てからテロを起こすの、
シンプルに異常だなと思ってしまって。
PV中でもリサが、
「この世界を、みんな壊しちゃうの?!」
とナインに問いかけていますが、本当にそうだな……と。
展望台からこの東京を見ていたナインがどう思っていたのか、何を考えていたのか。10年前に見ていた当時はそういうことに頭が回らなかった、ということに今気づいた。
あまり喋らないキャラですが、喋らないからといって考えていないわけではなくて。なんか、やっぱ久々に残テロ見直そうって思いましたね。
ここだけの話ですが、残テロ当時の斉藤さんの演技ほんと嫌いで(←?)
アンチやん。
いい声出してればいいと思っとるなっていう。でも今は、ヒプノシスマイクでポセのドラパとか聴いてさ、めっちゃええやん(←誰目線?)と思うんですよ。だからそういう意味でもちょっと見直したくなった。あと当時私は石川界人メロニャーンしてました。ナインまじでいい声すぎるだろ。演技上手いし……石川界人さんは演技が上手い!!!!
さいごに
なんか、今見ると当時と全然見方が変わってて。いい作品だなあ、と改めて思いました。