ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプマイを考察する無花果様の女

ヒプノシスマイクの考察をせずにはいられないオタク。

最近見たアニメの感想

同人初心者の加藤です。

会社の人にキラキラした目で「コスプレとかするんですか!?」と聞かれました。わかる、私もやるまで「同人」に対してそんな感じでした。

いやでも、なんだコスプレて。君には私がどう見えている。どう見てもコスプレしないやろ。私のどこにコスプレの要素があるんだ。

 

スゥアー

脈絡なく最近みた映像作品の話します。

 

 

ヤマトよ永遠に REBEL3199

不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」の……現代版?続編?なんだろう?

新宿ピカデリーで舞台挨拶があり、伊東健人さんきっかけで鑑賞しました。夜の部は舞台挨拶→上映で(初見だけど本当に大丈夫かなこれ……)と思いながらトークを聞いていましたが、無問題でした。良かった。

前半30分くらいが初見向けのあらすじパートで、それがめっちゃわかりやすかった。自分がガンダムとかカウビみたいな物語に慣れているからかもしれないけど、私はあのパートでわからなかったところほとんどなかったです。世界観も十分伝わってきた。

なんだろ、たぶん王道なんだと思う。ストーリーが。既にある「宇宙戦艦ヤマト」というストーリーを、現代向けに移し変えたというか。

 

話としては、なんだろ、わかる。今作では特に人間関係が進展することはないんですが(最後に死人が出ますが……)元々主人公とヒロインのカップルがあって、その人たちの故郷である地球に敵が襲来して、戦う&みんなの命の危機、というストーリー。

意外かもしれませんがハリウッドですねこれ。洋画の王道ストーリーと似ている。 たぶんハリウッド映画とか好きな人はヤマトはハマると思う。

あと若手の男性声優が沢山出てたことに驚いた。事前情報ではあまり入ってきてなかったんですが、セリフの数は少ないながらに色んな人が出ていました。

 

きみの色

けいおん!」や「聲の形」「響けユーフォニアム」などで知られる山田尚子監督の最新作。

トラペジウムもそうだったんですが「なんか見るか」ってアニメ映画見に行くの好きで。たまたま見に行きました。いいアニメーションだった。

これブルージャイアントの時も話した気がしますが、アニメーションという技法を最大に生かして制作されてると思いました。デフォルメされた人が動くだけが表現ではなくて、この作品でいえば「色」をアニメーションでどう描こうかとか、そういう「好きなこと」を描いてる気持ちが伝わってきた。

ストーリーとしては、ミッション・スクールに通う主人公が、退学してしまった生徒を追いかけたことをきっかけに、バンドを結成するという話。他人の期待、親の後継や受験、音楽の楽しい気持ち。そういうものが絡み合った青春映画です。

柔らかい線とやわらかいキャラデザが優しい映画でした。あと路地裏の古本屋や港町、古びた礼拝堂など、素敵な背景が沢山出てきてかわいかった。個人的な感想なんですけど、ミッション系の高校ってちょっと羨ましいですよね。学校全体の雰囲気もそうですが、劇中で礼拝堂で一人お祈りをする主人公のシーンがあって。学内に教会とかあるのちょっと憧れてたなーって思い出した。

ちなみに、寡黙ながらも面倒見の良いシスター日吉子の声は、なんと新垣結衣さん。最後にスタッフロール見ながら(まじ?!!!!)と一人で混乱してた。上手くて癖がなくて全然気が付かなかった。

 

トラペジウム

乃木坂46一期生、高山一実さんの小説デビュー作「トラペジウム」の劇場アニメ版。少し前の作品になってしまいますが、これも良かった。

アイドルを目指す主人公東ゆうは「東西南北でグループを結成し、アイドルとして売れる。自分はアイドルに絶対になる」という目標を掲げ、西南北の学校から偶然を装いメンバーを集めます。東が集めたメンバーは、東の思惑通りに、あれよあれよと事務所所属のアイドルに。しかしその東の「アイドルになりたい」という願望は、他のメンバーを知らず知らずのうちに追い詰めており……

というストーリー。

いやあ、なんかこれは、見ていて胸が痛かった。誰でもさ、やりたいことのために気づかないまま誰かに犠牲を強いてしまった経験てあると思うんですよ。なんか、まだ若い東の振る舞いを見て、つらくなっちゃった。また原作を元アイドルの方が書いてるというのも生々しさを感じてしまいました。

最後、成長したみんなが、それぞれ違う道をしっかり歩んでいっているというのが救いだった。

 

 

さいごに

あと劇場アニメではないですが「見るかー……」と思って、重い腰を上げて推しの子の1クール目完走したんですよ。面白すぎた。普通に一気見して2クール目の最近話追いついてましたね。あれはすごい。マジで面白いとしか言いようがない。次の話が楽しみなアニメ見たの久々かも。

 

ところで、同人誌の話していいですか?

使っていない方のX(旧Twitter)アカウントに、メロンブックスさんからコミティアに出展予定のあなた!うちで委託しませんか?」というゴリゴリの営業DMが来ていたことに今気づきました。このブログに載っているXのアカウントは外向けの影武者です。使ってないです。

 

それで突如思いました。通販めんどくさくてやっていなかったですが、委託するのは有りかもしれない。一人くらいは買ってくれるかも。知らんけど。営業大成功だ!たかくさん!

それにしても、同人誌って男性向けはメロンブックスで、女性向けはとらのあながメインなんですね。初心者すぎてそんなことも初めて知りました。これヒプノシスマイクで同人誌出したらとらのあなで、ガンダムで出したらメロンブックスさんが適切なんですかね。空前絶後の反復横跳びじゃないですか?自分が何やってるのかわからなくなってきました。

 

てか、やっぱガンダムって男性向けなんですね。そりゃそうか。