こんにちは、加藤なのだよ。
本日はエイベックスのラップメディアミックスプロジェクト「Paradox Live」のご紹介をします。
Paradox Live (通称パラライ)とは
エイベックス&ジークレストのメディアミックスプロジェクトです。
音楽コンテンツの中でも、ラップというジャンルでやっていくことが発表されたので某コンテンツのパクリなのでは?みたいな炎上が一時期起きました、が、雰囲気テーマは全く別物です。二次元アイドルコンテンツが沢山あるのと同じ、と捉えるとわかりやすいかもしれない。
流行の音楽を得意とするエイベックスらしく、楽曲もMVもオシャなのが特徴。
ヒプマイが他者との戦いに臨むコンテンツなら、パラライのストーリーは内なる自分と戦っています。バトルと銘打ってはいるものの、最終的には自分の中にあるトラウマとどう折り合っていくのかが、バトルを通して描かれています。
ストーリー
近未来。飽和状態となったHIPHOPカルチャーから
新たなムーブメント”幻影ライブ”が誕生。
ラッパー達は、”ファントメタル”と自身のDNAを反応させることで幻影を創り出す。
「幻影ライブ」と呼ばれたそれは、瞬く間に一世を風靡した。
しかし裏では、フォントメタルの反作用として”トラウマの幻影”に苦しむ姿があった。
そんな中、それぞれのジャンルで絶大な人気を誇る4つのMCチーム
「BAE」「The Cat’s Whiskers」「cozmez」「悪漢奴等」に謎の手紙が届く。
それは、幻影ライブの発信地として名を馳せながらも忽然と姿を消した、伝説のクラブ
”Paradox"からのバトルトーナメントへの招待状だった。
自分たちの音楽がNo.1であることを証明するために、参加を決める14人。
光と闇が交錯し、熱狂渦巻く
幻影ステージバトルが今、幕を開ける──
というのが大筋の世界観。
ファントメタルと呼ばれるアクセサリーを使うことで、ラッパーとしてステージに立つことができる、みたいな感じでしょうか。ちなみにこれ、幻影の大きさとか変えられるそうなので、基本的に自分でコントロールするものらしいです。
ただ、使うと反動がでるというシロモノ。使ったら使っただけ大きい反動がきます。
BAE
最初のドラパを把握したので、各チームの大まかなストーリーを解説します。
BAEはパラライの顔たる主人公格チーム。基本的に全員裕福な家庭で育ったお坊ちゃまらしく、3人とも同じ私立国際系の大学に通っています。が、しかし全員親を恨んでいるというワケあり。彼らの思いは「ヒップホップをすること、親への復讐心、なりたい自分になること」であり、その実現のためにパラドックスライブへの出場を決意します。
なおリーダー格の朱雀野アレンはヒップホップバカです。アン・フォークナーは一見女性に見えますが、身も心もしっかり男性です。
The Cat's Whiscars
同じバーで働く4人のチーム。
リーダーである西門は、夜はバーのマスターですが、昼の顔は大学教授。BAEの3人らが通う大学で言語学を教えています。
その思い入れの深いバーを担保にされたことを理由に、パラドックスライブへの出場を決めます。
なおリュウ以外の全員が、親しい人間を亡くしているという共通点があります。リュウに関してはよくわからん。ドラパまだ全然聞いてないから何かわかったら追記します。
cozmez
双子のコンビチーム。孤児として暮らした施設を飛び出したのち、貧民街で必死に暮らしてきた様子がドラパでは語られています。
そんな、明日食べるものも寝るところも保障されていないスラム生活から抜け出すために、優勝賞金100億のパラドックスライブに出場を決めます。
なお、兄は弟のことを溺愛というか、依存しており、弟に何かあると発狂したように怒り出します。理由は後にわかります。
ちなみに私見ですが、パラライだとたぶん一番人気のチームです。
悪漢奴等
家族同然に暮らすギャング5人組のチーム。任侠を重んじる極道の特性上、アツいのと結束力の高さが売りです。
リーダーの翠石は、アンが働いているキャバクラのオーナー。善は元々警察官でしたが、訳あって翠石の元へ下ることになります。
CLUB Paradox
本作のメインであるライブトーナメント「Paradox Live」の舞台です。
かつて存在したクラブであり、幻影ライブの創始者「武雷管」がライブをしていた箱として有名だったものの、チームと共にある日突如姿を消したのだ、ということがBAEのドラマパートで語られました。
なのに、今大会のために復活し、いつの間にか招待状が送られてくるという。クラブパラドックスとは一体何なのでしょうか。またファントメタルとは一体誰が何のために作り出したものなのか、謎は多いです。
伝説のチーム「武雷管」
ラーメン屋のおっちゃん。
パラライの注目点
キャラクターデザインが、今注目されているイラストレーターさんらで固められていてめっちゃ絵が綺麗なところ。またそれもあってかMVの雰囲気や作りがおしゃれ。クオリティが実写のMVに肉迫していて現実のアーティストとの遜色のなさがすごいです。さすがエイベックス、今までなんか有名でチャラそうみたいなイメージ持っててごめん。音もライブもアーティストも衣装もデザインも全てがオシャレなんだよな。
ということで、1年くらい記事を下書きに引っ込めていたら1stライブが終わってました。コズメズが優勝したと知って驚いたし、ドラパを聞いてまた泣いた。小林裕介さんの演技力半端なくない⋯⋯?辛すぎるわ。
さいごに
オタクの元凶は黒子のバスケ、加藤です。
あの頃、デュラララとか銀魂・リボーンが全盛期でしたね。まだ池袋アニメイトが牛乳パックだった頃の話です。友人が「移転で床面積は広くなったけど、人も増えたから人口密度変わんないよな」とか言ってました。
ていうか黒バスアニメめっちゃ面白いから見て欲しい。ハイキューも黒バスも見てね。
どうしようこれ、エイベックスの人に「なのだよ」ネタ伝わらなかったらただの変人でしかない。緑マシン太郎をよろしくお願いいたします。