おはようございます。加藤です。
オールがきつい年齢になってきました。
今日の記事はファッションについて、付け焼き刃なりに解説も交えつつ話してみたいと思います。
元はと言えば、ドルガバのショーが美しすぎたので。ぜひ見て欲しいです。
服すごく好きですね。着るとかではなく、ただ好きです。
美しい服見るとため息しか出ないです。
Dolce & Gabbana _ ドルチェ&ガッバーナ
ドルチェ&ガッバーナは、1985年に設立されたブランド。
イタリア、それも地中海寄りのセクシーで強い女性像を打ち出しています。
ちなみに、プレタポルテ(既製服)はドルガバ無印。
下で紹介している、アルタモーダはドルガバの高級一点物レディーラインの呼び方。
アルタサルトリアは高級一点物メンズ。
ちなみに、オートクチュールとはパリのなんか協会に登録されているブランドしか名乗れないので、一点物と言ってもこれは厳密にはオートクチュールと呼ぶことができない。
出典:ドルチェ&ガッバーナ 2019-20年秋冬オートクチュールコレクション | Vogue Japan
舞台はシチリア島にある古代の神殿。
日暮れどきの黄金の光の中で輝くドレスたち。神殿のオーダー(柱)を模したヘアドレスや、壁画のような刺繍が施された絢爛豪華な服たち。
かと思えば、終わりには夢のような色合いの5体のドレス。
一体一体に、神話から取られた名前が付けられているとのこと。
ちなみに、
最後に登場する2人のおじさんは、 ドルチェさんとガッバーナさんです(マジです)
Versace _ ヴェルサーチェ
ヴェルサーチェ(旧名ヴェルサーチ)はラテン系の強めのドレスとかを発表しているブランド。
兄であるジャンニ・ヴェルサーチが事件によって亡くなってしまった後、妹であるドナテラ・ヴェルサーチが引き継いで、今なお精力的に活動しています。
むしろ昨今ではドナテラ自身こそが、ヴェルサーチェのアイコンと言っても過言ではありません。ラストに登場するブロンド髪の方です。
出典:ヴェルサーチェ(VERSACE) 2020年春夏 ウィメンズ コレクション - ファッションプレス
贅沢な素材と、大胆なカッティングが特徴。
普段はけっこう極彩色なイメージなんですが、このショーは比較的抑えめ。
ラストの女性は、2000年にグラミー賞を受賞したジェニファー・ロペス。
当時授賞式で、この緑の「ジャングルドレス」を着たことが話題に。検索でも最も人気のワードになったそう。
ですが、その当時Googleに画像検索がなかったため、ネットのどこに写真があるのかわからない!と探し回る人が続出。
それを受けて、グーグルが検索機能に画像を加えたという、ネットに革命を起こしたドレスです。
GUCCI _ グッチ
工場のラインか、まるで病院を思わせる衝撃のオープニング演出。見たことがない。
いわゆる「歩く歩道」をランウェイとしたのは色々な意味が取れて考えてしまいました。
ヴェルサーチとは対照的に、ひたすらに工業質で現代的。
出典:グッチ(GUCCI) 2020年春夏 ウィメンズ&メンズ コレクション - ファッションプレス
グッチらしさはそのままに、新しい形を模索している様子(と色々な媒体に書いてあった)
グッチはアパレルというビジネスの荒波に揉まれてきたブランド。作る服は素晴らしいのに、ビジネスに耐えきれず潰れてきたブランドも多い中で、耐え忍んで今に至っています。
ちなみに創業者は、グッチオ・グッチさんというらしい。めっちゃグッチ。
CHANEL _ シャネル
上2つはプレタポルテという高級服のショー。シャネルのこちらのコレクションは、世に同じものが一点とて存在しない、正真正銘のオートクチュール。売り物というよりかは、ショー演出も含め一点ものの芸術品。
出典:シャネル オートクチュール(CHANEL Haute Couture) 2020年春夏 ウィメンズ コレクション - ファッションプレス
少し幼さを感じさせるルック。編み上げのリボンや、大きな襟やカフス。
キリリと一本通ったイメージが強いシャネルにしては、少女らしさがやや強いです。
退廃的な音楽で始まったショー。
ココ・シャネルが幼少期を過ごした修道院の庭がモチーフらしいです(モードエモード最新号より)ココは幼い頃に父を亡くしており、そこからは修道院暮らし。成長してからは修道女にはならない選択をして、貧しい子のための支援で学校に通いました。そこでもあまり良い待遇は受けられなかったようですが。
まるで修道服のようなルック。カールラガーフェルドの頃より、女性が作った女性的な雰囲気というイメージに寄った気がします。元祖シャネルとでも言うべきでしょうか。少し儚げで優しく感じました。
さいごに
旅行行く準備なにもしてないし気づいたら朝だしどうしようもないっすね。
昨日はガールズバー行ってキャバクラ行って水着の年下のお姉さんにずっとよしよししてもらってました。自分男だったらたぶんキャバクラ通って谷間に手突っ込んで人生破滅させてたから女に生まれてよかったよくはない。
洋服大好きですね。着るのは好きじゃないけど、洋服が好きです。
ファッションブランドとか、古いともう100年くらい歴史があったりして。知識を得れば得るほど見ることが楽しくなります。
これは大層下世話で本当はダメな話なんですが、自分の名を冠したブランドのデザイナーが亡くなってしまってからの動きって難しいですよね。これはただの交代だけど、エディ・スリマンがセリーヌでアホみたいに叩かれてたの見て思いました。2020awめっちゃかわいいっす。
日本のブランドも、まだ先ですがいつかそういう動きに晒されることになるんでしょうかね。
歴史は積み上げれば積み上がるほど、変えることが難しいですね。いつでもラフに生きたいものです。