こんにちは。加藤です。
師走も佳境、仕事納めに向けて忙しい毎日を送られている方も多いのではないでしょうか?
そんななかで、今日は平成最後の天皇誕生日。
来年度からは、今の皇太子さまの生誕日である2月23日が休日になるとか。クリスマスイブイブがなくなってしまうのは、少し寂しいですね。
さてさて、前置きもこのくらいにして、今日はそんな平成最後のクリスマスに似合うような、少し寂しげでメロウなポップスについて勝手に語ります。
おすすめ、不思議系ポップス
長谷川白紙
今日初めて聞いた。すごい。
長谷川白紙氏自体は知ってたんだけど、こんな曲を作る人だと思ってなかった。現役音大生らしい。
ジャズっぽいサウンドに電子的なサウンドが重なってくる。ジャズっぽいサウンドは巷に溢れているけれど、そこに被さってくるエレクトリックな音がなんだか妙に調和していて気持ちが良い。跳ねるような音であることに間違いないのに、根底にはメロウで大人っぽいメロディが流れています。
心地よい。その一言に尽きるかもしれない。
ウサギトネコ
セツナ系ポップユニット。ニコニコ動画出身クリエイターの2人組。だった。
既に解散してしまっています。
ググってもヒットせず、今ではApple Musicで2つのアルバムが聞けるのみ。
セツナ系にふさわしい、消えて無くなってしまいそうな歌詞。
私は「残らずの森」が好きです。
Glileo Galilei
バンド。バンドだが切ない。つらい。
こっちももう解散してしまっている。つらい。
元々「残響のテロル」のOPで、ボーカルのYuuki Ozakiさんが歌われていたことで知ったバンド。残響のテロルを知っている人はわかると思うが、バンドの方の曲も雰囲気暗めで、あんな感じです。元々菅野よう子さんと親和性高かったんだなと思える。
ちなみにYuuki Ozaki名義だけど、テロルのシングルに入ってる「足のつく海」も名曲だから聞いて欲しい。
アップテンポなおすすめ
MINMI
レゲエ。
レゲエって馴染みがあんまりないじゃないですか?面白いんですよ。
元々アフリカの人々が、奴隷船で無理やり南アメリカに連れてこられた時に、自国の楽器を持ち込んだのがきっかけで生まれた音楽なんです。そのあと北アメリカのニューオーリンズからジャズの影響を受けて完成されています。(時系列おかしい?逆?どっちだっけ)
だからアフリカの民族的な雰囲気もありつつ、南アメリカのサンバに代表されるような、陽気なテンポも持っていると。
んで、今やそんな音楽を日本人女性も歌っているという。音楽ってすごい。
MINMIは、説明しようと思えばクラブミュージックなんですが、ちゃんとレゲエなんですよ。ノリがいいのはもちろん、メロディラインが素敵。不思議と心地よいです。
サムライチャンプルーのED「四季ノ唄」も歌ってました。めっちゃいいっす。
いっぱい曲あるけど、とりあえずベスト盤の2002−2008がおすすめ。
あにょすぺにょすゃゃ
イヤホンで聞いたほうがいいと思う。ギガPなので。あなるとかあぬすとか女の子が言い出す。聞く場所には気をつけたほうがいい。
ニコニコ動画出身の、ギガP・れをる・お菊の3人と、その仲の良いクリエイターとかが参加している。
2014のコミケで頒布された「No title+」と「No title-」しかCDアルバムはないと思う。Apple Musicにもなかったので、聞くならニコニコ動画くらいしかないかも。
最初にふざけたこと言ったけど、ギガンティックOTN以外は、いたって真面目にすごい曲ばかり。ギガPの才能はすごい。
これに入ってる「オオエドランヴ」って曲の、nqrse(ニコラッパー)が参加してるバージョンがまじですごい。
東京事変
椎名林檎がボーカルを務めていた5人組バンド。解散している。つらい。
つらいけど、今でもこのメンバーで音楽番組に出演していたりするので、仲良さそうで嬉しい。
端的に説明すると、子供を産んだ後の椎名林檎。少し丸くて優しい。けどやっぱり林檎節は変わっていない。林檎さん以外のメンバーが作曲した歌も多くて、ベーシストの亀田誠治さんが作った曲なんかもとても良い(すごい人なので当たり前なのだが)
「21世紀宇宙の子」とか、亀田さんが当時5歳だった息子さんに向けて書いた歌なのだけど、なんかもう、愛ですよね。親の愛。(今元記事探したら見当たらなかったから私の捏造なのかもしれない…)
林檎さんも子供産んで何年か経っている頃に結成したバンドなので、未来に向けて明るい曲も多め。もちろん暗い雰囲気の曲もあるけど、根底には希望が詰まってる。
2011-2012の東京メトロCMソングの「新しい文明開花」も好きです。
さいごに
家で1人ですることなくて、ずっと音楽聴いてます。暇ですね。
みなさんはどんな年末を送られていますか?忙しい方は、早くお仕事が落ち着くといいですね。
目の回るほど忙しい方は、完璧主義の呪いにかかっていないか、今一度確認してみてください。自分1人で作業していると、そういう考えに陥ってることも多いと思うので。
寒い日々が続きますが、あと8日で2018年も終わりです。もう少しの間だけ、気合い入れて頑張っていきましょう。
(別にメロウじゃない音楽ばかり集まってしまったことについては触れないで…)